うぷぷの保管庫 “500” |
・タイミングベルト類交換
夏のクラッチ類交換で触れたように、タイミングベルト類交換の秋が来たので、いつものディーラー(フィアットむさし野)さんに入庫した。念のため書いておくと、ウチの500は1.2なのでタイミングチェーンではなくタイミングベルトである。入庫日11月3日。新車から約6年半、入庫時の総走行距離44461km。
昔からフィアット・・・いや、フィアットに限らず、多くのイタフラ車のタイミングベルトは早めの交換を促される傾向にあり、実際、車種は書かないけど、2〜30000kmで、あるいは車検毎に交換なんて話はよく聞いたものであった。この500はそこまでデリケートなものではないようだが、走行距離はともかく、もう6年を過ぎた個体・・・今後ビクビクして乗ることもないだろうということで、今回の交換に踏み切った。
交換するもの・・・タイミングベルト、タイミングベルトテンショナー、ウォーターポンプ、ウォーターポンプシーラー、冷却水。2012年の車検時に交換したことがある冷却水以外は全て今回初めての交換となる。
交換作業が完了した500を受け取りに行ったのは4日後の7日。今まで装着されていたパーツで冷却水とシーラー以外を見せてもらった。
タイミングベルト・・・見た限りヒビはなく、山(歯)には磨耗や変形もほとんどない。まだまだ使えそうというか、新品そのものに見える。画像はないが、思いっきりギュウッとやると背面にほんの少し細かいヒビらしきものがやっと確認できる程度。
タイミングベルトテンショナー・・・これも新品のよう。回すと異音もなく綺麗に回転する。ちょい古のイタフラ車のなかにはこのテンショナーがプラ製ゆえ、比較的短期間でダメになることが多かったとか。で、上記のように、結局まだ使えそうなベルト類全て交換するハメになると・・・。500に装着されているやつは金属製なので重量もあり、しっかりした印象。
ウォーターポンプ・・・同じく新品ライク(笑)。フィンも問題なさそうで、回転時の異音や引っ掛かりもない。
さて、いかがだろうか? これが6年強、44000km強のタイベル類である。正直、これらのパーツを目の当たりにすると、交換にはまだ早かったかなという気持ちもある。当然のことながら、アイドリング時、走行時ともに交換前との変化を感じない。しかし、だからと言って「この調子なら国産車のように10年10万kmは行けそうですよ〜!」なんてことは決して言えない。ここら辺のパーツの寿命は普段の使い方(走らせ方)によるし、オイル&冷却水の管理にもよるし、以前よりまともになったとは言え、そこは各パーツの個体差が大きいイタフラ車だし・・・。ディーラーさんやショップさんと相談の上、ここは消耗品と割り切って適切な時期に交換したいものである。何かあってからじゃ泣くに泣けないからね、マジで。
最後に今回のお代・・・ちょうど時期だったので同時にエンジンオイルの交換も依頼し、これも合わせた支払い合計は65,011円であった。
なお、明細の中ほどにシャリシャリ音云々と記載されているが、これはタイベル類とは全く関係ない。クルマを預けるとき「他に気になるところはありますか?」と訊かれたので、強いて言えば低速走行中に小さなシャリシャリ音が足回りから聞こえると伝え、ついでに調べてもらった。結果は記載されている通りで特に問題ではないという。
・エコタイヤ2周年
履き始めて丸2年になるヨコハマのECOS ES31だが、2年目の今年は、なんと2回も本降りの雨の中を走行するという機会に恵まれた(笑)。1回目は5月の山坂道で、2回目は今月のバイパスを含む平坦な一般道で。結論から言うと、どちらの状況でもエコタイヤを履いていることを忘れるぐらい安心して走らせることができる・・・って、そりゃ本降りとはいえ雨ぐらいで、滑ったり流れたりしたらタイヤとしてどうよって話だが(笑)。真面目な話、雨天でも普通に走っていれば、「走る・曲がる・止まる」に何ら問題ないタイヤということである。
最近気になることは、ざらついた路面でのノイズが新品時に比べれば若干大きくなってきたように感じるぐらいで、1年目と変わらず今もエコタイヤの本分である良い転がり具合は健在。特に大きな不満はなく、履き始めてからまだ2年15000km弱なので、これからも履き続けるつもりだ。